交通事故での死亡者数が多いのは自転車


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交通事故における死亡者数は、全体的には減少傾向にありながらも、自動車と比較すると自転車が圧倒的に多いことで共通しています。
自転車事故の全体的な数も減少傾向にありますが、現在でも高齢者を中心にして死亡者数は少なくない状況です。
このため、警察や各地の自治体では安全に関する啓発活動を行っていますが、自転車も車両の仲間であることを自覚して、明確な安全対策を行うことが重要です。
自転車の死亡事故は、交差点の部分で多いことも特徴です。法律を遵守して車道の左側端を走行していても、左折時にトラックなどに巻き込まれて死亡事故になるケースが少なくありません。
自動車に対する事故がある一方で、自転車の単独事故が多いことも特徴です。本来は車道を走ることが基本であっても、例外的に歩道を走行することが認められているため、段差や障害物に衝突して怪我をする人が少なくありません。
街路樹の根が盛り上がると、歩道の路面に大きな突起や亀裂が生じることがあり、自転車が乗り上げて大怪我をする例があります。この場合には、運が悪ければ死亡することもあるため、目視による確認は常に行いましょう。
自転車は一定のスピードを出さなければ不安定になる性質があるため、不慣れな場合には転倒するリスクも大きくなります。
スピードの出し過ぎは駄目ですが、車体がふらつくほどの低速では、不意のうちに車道に転倒することになりかねません。
このような事例は、高齢者が運転する自転車で多いのですが、子供の場合にも注意が必要です。
川や崖下に転落する場合には、致命傷に直結する可能性が大きくなります。バイクの場合とは違って、ヘルメットを着用しないで走行する人が多いですから、死亡事故の脅威に対してはあまりにも無防備な状態になっています。

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交通事故での死亡者数が多いのは自転車
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